しの笛 Shino-Fue
祭囃子や邦楽で使われ、歌舞伎、時代劇の名シーンでも登場してくる「しの笛」は、
日本で古くから伝わっている楽器のひとつです。
凛とした美しい音色は、洋楽器が主流となった今でも魅力は衰えません。
しの笛には独奏曲としてのジャンルがありませんが、篠笛の音色を楽しみながら、
「新しい表現」というかたちで、なつかしい童謡や民謡をはじめ、いろいろな曲を学び、
独奏曲のおもしろさにふれてください。
一人ひとりの音になってゆくのも篠笛の大きな魅力です。
カバンやリュックにも手軽に入りますので、気軽に山歩きに持参して、
自然のなかで吹くことも最高です。
自分と出会える楽器、しの笛で笛の名手になってみませんか?
教材について
篠笛:七本調子歌用を使用。竹製 藍山作 ¥29.000程度
(笛をお持ちの方はご自身の笛を使ってください。)
テキスト:「しの笛1、2」教室に備えてあります。
ご自分のテキストをご希望の方は
「しの笛1,2」(カセットテープ付) ¥20,000(税別)
◎講師から一言◎
笛の音をどのようにしてとらえているか。
自分の息を竹の空間に吹き込むと、竹が振動します。
そして、周り空間が変わります。
深い樹々の間にある不思議な空気や空間の圧力の違いを感じるように空間が変わります。
竹の中空は音の宝庫ですから、どの音を選び、竹を振動させるかを自分で決めていきます。
笛の個性を独奏楽器として表現します。
遊笛一管(ゆうぶえいっかん)として、演奏会を続けています。
季節時間にとらわれず、ひとつの気持ちをもって笛を吹くための言葉として、タイトルを決め、選んだのですが、「アソブ」のは、実は神霊。
という事を後になって知りました。
知って驚きましたが、「音」も人知の及ばないところから来る気配というのが語源と思いあわせれば、高次元のタイトルもよいかと。
遊笛一管は私の意志表示です。
前澤 裕子先生